Hi! How're you?
井草 木の子(いぐさきのこ)です。
本日は、私が東洋医学の教えで、取り入れていたことをお話ししていきます。
私は交通事故で寝たきり歴があり、エビデンス重視、それがないものは怪しい、保険外治療は国が認めてないから治る保証がないという思い込みが強い人でした。
寝たきりの1年経たない頃にはすでに西洋医学でお手上げになり、それ以降6年近く東洋医学にお世話になっていました。
鍼灸治療を受ける事になりましたが、保険適応外の所が多い中、医師の同意書があれば鍼灸治療も保険適応されるということで、鍼灸と並行して東洋医学を取り入れたクリニックにも通院し、定期的に診断書を書いてもらっていました。(鍼灸の保険治療が長く認められるケースは、まれだったりするようです。)
鍼灸治療を週に1~2回、東洋医学のクリニックに2週間に1回のペース、これをトータル5~6年続けていました。なかなか気の遠くなる月日ではありましたが、0.001ミリでも改善があることは、本当に生きる希望になっていました。(もっと良くなる日もありますよ(汗))
そのクリニックは、もちろん東洋医学ベースでの診察で、漢方薬を処方したり、診療時間以外は様々な東洋思想を取り入れた健康に関する講義をワークショップ形式でされていました。
たまに西洋医学の薬が出されることもありますが、大変まれでした。
こちらで診察に取り入れておられたのが、筋肉反射テストのオーリングテストというものです。
これが、私と筋肉反射テストの初めての出会いです。
聞くところによると、怪しそうに見えるけれども”オーリングテスト学会”なるものが世界中にあり、取り入れている医院も随分とあるようだという事でした。
へーーーーー!なんかすごい事やってるぞ!
このクリニックで漢方薬を処方される場合に使われます。
同じ風邪の症状を取っても、様々な漢方薬が存在し、更にはその時の患者さんの体がどういう状態かで合う薬が変わるので、判定するのに使うといったものです。
漢方薬は、西洋医学の薬に比べたら穏やかに効くという感じではありますが、それでも副作用が全くないわけではなく、定期的に血液検査で異常が出ていないかなどはきちんと調べられます。
O(オー)-リングテストとは、親指と他の指(人差し指や中指)で丸い輪(アルファベットの○に似た形)をつくり、この輪を広げるように引く検査です。病気の場所やその人に合わない食べ物や薬では、指で作った輪が簡単に開いてしまいます。また逆に、病気の場所に合った薬を持つと輪がぐっと閉まります。
この方法は1970年頃、ニューヨーク在住の大村恵昭先生(現在ニューヨーク心臓病研究所所長、ニューヨーク医科大学予防医学部教授)によって創始開発され、1991年に米国で特許が認められている診断法です。
もともとこれはアプライドキネシオロジーの応用
アプライドキネシオロジー(英: Applied kinesiology、AK、応用キネシオロジー)は、筋肉の強度を触診することで病気を診断し、治療法を選択できると主張する代替医療の診断手法である[1]。カイロプラクターのジョージ・グッドハート(英語版)がカイロプラクティックをもとに、経絡などの中国医学の概念を取り入れて[2]、1964年に考案した。
実際、同じ食欲不振であっても、その時々で処方される漢方薬が違うのですが、より虚弱体質だとAの薬、体力が満ちているときはBの薬、などあり、今自分がどっちの状態だろう?いや、その中間くらいかな?とか、人間の判断だけだと選択に迷うわけです。それをこのオーリングテストで見ていくと、今日はより虚弱体質気味だからAという反応が出るのです。
自分は今日は割と体力が満ちている方だと頭では思っても、それは自分が思ってるだけで、実は衰弱気味だという事がオーリングテストで分かるので、「言われてみれば・・・心当たりがある!」など、反応を見ると「体は正直だ!」と思えるのです。人間の判断の方が適当という事になり、毎回筋肉反射テストってすごいな~~!と思うのです。
鍼灸院では先生に、施術中の約1時間の間に色んな東洋医学の事や、自分の身体の今の状態、本日のアプローチ方法、などを事細かく聞いていました。
中でもやはり症状の一点だけを見てしまう自分に対して、東洋医学はもっと体全体の流れとして診るので、毎回気付かされることがたくさんありました。
東洋医学クリニックでは、陰陽五行論を使った講義(ワークショップ)なども開催されていたので、そちらでも学んだりもしていました。
その中でも、このクリニックに貼られていたのが、これ↓
健康十訓
一、小肉多菜
肉を少なく野菜を多く
二、小塩多酢
塩を少なく酢を多く
三、少糖多果
砂糖を少なく果物を多く
四、少食多噛
少なく食べてよく噛む
五、少衣多浴
なるべく薄着でよく風呂に入る
六、少言多行
あれこれ言うより多くを実行する
七、少欲多施
欲張らず人に与える
八、少憂多眠
くよくよせずよく眠る
九、少車多歩
車ばかり乗らずによく歩く
十、少憤多笑
いらいら怒らず朗らかによく笑う
これ、どこかで見たことあるぞ・・・
そうだ!生前、祖父の部屋に書道で飾ってあったやつだ!と、思い出しました。
子供ながらに見て、かっこいいな、なんかとても心惹かれるな、と思っていたものでした。
早速、帰ってから自分の部屋にも教訓として飾る事にしました。
そして、都度これを眺めては実生活を照らし合わせて、少しでもこの行動をしていこうと実践していったのでした。
これらのことは、健康な人は最初から出来ているだろうし、そんなに響かないかと思います。ちょっとした健康法だな、くらいに。
当時の寝たきりの私は、食事の事やおしゃべりを慎む以外の事は、たいてい前者、すなわち”〇〇をせずの部分”を実践したくてしてるわけではありませんが、結果的にそうなってしまっていた。
寝たきりを何から脱するかといえば、こういう小さな行いから変えていくしかなかったのです。
特に”くよくよせず”という所。
以前の記事でも書きましたが、くよくよするって、当時の私には自虐行為でしかなかったのです。
※くよくよばかりしていた時の話はこちら→本質を見る旅路の入り口
ただでさえ最悪な体調なのに、これをすることは健康から離れていくよ、とこの教訓で言われているわけです。
もう、ネガティブな意味づけなどもやめようと、自ら変わっていくきっかけになりました。
その他、陰陽五行論や氣などの教えも、私にとって様々な物事の捉え方を広げ、悪く見えている現象に対しても視野が広がることで、少しずつ心持ちが変わっていくきっかけにもなりました。
また、クリニックでオーリングテストに出会ってからは、歯科医選びにもこれを取り入れておられる医院を見つけ通うようになっていました。
こちらの歯科医院も、東洋系からの思想が入った筋肉反射テストを使っているだけあって、口腔内の健康は全身の健康と密接につながっている事や、食事内容の重要性をとても訴えておられましたので、院内にそのような資料がたくさんあり、ここでもたくさん学びがありました。
中でも、白砂糖の害についてです。
最初から不健康なものだと分かって食するのは、自覚もあるわけですからただの自己責任となってしまいます。
しかし、やっかいなのが、表向き健康だと思ってやったこと。
健康と思って摂っているのに、実は逆効果になってしまうようなものが世の中に溢れているという事でした。
ある意味、トリックに引っかかったという状態。少し考えたらわかるはずなのですが、表向きいい事を謳っていて、大勢の人が何も疑問を持たずに買ったり飲食しているものが、一番厄介です。
「1本の清涼飲料水、その中にどのくらいの砂糖が入っているか、知っていますか?」
この中に、健康にいい成分が入っていて”●●菌入り!”といって飲むのですが、嗜好性を高めるために多量の砂糖が入っていたりするわけです。
当時、睡眠障害も強くあり、とある”〇〇菌が睡眠の質改善に良い!”といって定期購買していたのですが、どうしても甘すぎて飲めないと思っていました。
〇〇菌のおかげて少しは睡眠の質は改善している体感もあったのですが、その飲料の中に大量の砂糖が入っており、その弊害がこちら。
頭痛、耳鳴り、難聴、パーキンソン病、虫歯、歯槽膿漏、蓄膿症、中耳炎、気管支炎、水虫、関節炎、脱毛、リューマチ、膀胱炎、腎う炎、肺炎、アレルギー性鼻炎、日和見感染症、がん、脳卒中、痔、高血圧、骨粗鬆症、白内障、緑内障、アルツハイマー、痴呆、精神疾患、湿疹、じんましん、腎障害、肝炎、めまい、浮腫、子宮筋腫、月経不順、月経痛、月経前症候群、不妊、尿漏れ、頻尿、肥満、脂肪肝、糖尿病、低血糖症、便秘、下痢・・・
なんだってーーーーー!!!
良かれと思って飲んでるのに、どういうことーーーー!!!
(※出ました!良かれと思ってシリーズ!!これは、本当にこれから一杯ネタあるんです!!)
もともとコ〇ラやファ〇タなどの飲料水は飲まない人でしたが、症状に脱水なども強くあった時、ポカリス〇ェットなどは多少飲んでしました。
すぐにこの症状が出たり疾患になるわけではないでしょう。しかし、摂取し続けている限り、これにまっしぐらなわけです。
血糖値の乱高下を招き、内臓が冷え、様々な内臓疾患、脳疾患、全身に悪影響がでるのです。少しずつ少しずつ蝕まれていくのです。
ちなみに、この〇〇菌入りの飲料は小さな入れ物に入ってるにもかかわらず、角砂糖3個分。
コ〇ラは、角砂糖17個分。ファ〇タは17個分、ポカリス〇ェットで10個分・・・。
いやはや、恐ろしい・・・
飲み物だけでこんなに摂取してしまったら、食事でも砂糖は入っているし、更にデザートなんて食べたら1日の摂取量はとんでもない数になるわけです。
どうせ摂るならとっておき用で、甘いものを食べているという意識で食べるもの
例えば”ケーキ”だけにしようとしようと思うのでした。
(ケーキは食べるのかい!、と。自分で突っ込んでおきます。)
そんなこんなで、東洋医学からの学びで実践していったものは多岐にわたります。
いかがでしたでしょうか?
少しずつ少しずつではありますが、変わったことは考え方なのだと思います。
次はそれを実践する。
良いと分かっていても、やらないなら全く意味がないですものね。
やった後にしか見えない世界があるのです。
これが、本質を見ていくことに繋がっていったと思います。
それでは本日はこのへんで。
See you!