Hi! How's your going?
井草木の子です。
本日は、マインドセットについてお話ししていきたいと思います。
書いていて物凄い量になって行ったので、話題を絞って本日は思い込みシリーズ第一弾としました。
以前お話しした中で、私は「寝たきりの7年間を、実年齢から差し引いて人生生き直そうと決めた」というお話をしました。
これが、【良い意味でのマインドセット】すなわち【自発的にかける思い込み】です。
なぜこんなことをしたのか?どうやってそれをしたのか?をお話ししていきます。
何その技?と思われるかもしれませんね(笑)
私は、寝たきりから解放されてきて、ようやく動き出せるようになってきた頃、動けることの幸せを感じ、明るい未来しか描いていませんでした。ある意味超ピュアで、第二の人生来たーーー!って言う感覚でした。
そんな私にとって、以前からの同年代や年上の友人などと話していると、違和感だらけだったのです。
まさに、浦島太郎状態でした。
周りの人たちが口々にこんなことを言うのです。
「どうせもうこんな年だから無理」「もう年だから今さら勉強だなんて記憶力もないし無理」「いまさら〇〇とか、もういいわ~」「もうどうせやりたい事も日常に追われてできない」「旦那が〇〇だから」「子供が〇〇だから」「今さら〇〇したら習得したころには私何歳になるのよ」などなど。
いちいち年齢を理由をつけて新しい事をするのをやめている人が多かったのです。
この7年で、周りの人はそういう風に思うようになっていたのか・・・と、思いました。
私は寝たきりで、これまでの経歴も仕事も全部強制終了してしまっていたので、
一から人生を作り上げる必要がありました。
周りからそれを言われることで、それを思い込んでいたら、私は何もできないまま・・・
それでは人生を生き直すという事はできなかったのです。
周りのみんなは悪い意味でのマインドセットをしてしまっているんだな、と思いました。
周りがかけてくるそのマインドセットに飲み込まれず、強制的に抜け出す必要もありました。
サバを読むとか、そんな軽々しい話ではありません。
良い意味でのマインドセットを働かせればいいじゃないか!?と思ったわけです。
それ以来、「もう〇〇歳だから、やめておく~」などという話を聞くと
「へ~!!そうなんだ~!(心の中では「あなたはね」)」と思うようにしました。
思い込みのパワーは半端ありません。
年齢はただの数字だと思っていますし、内容を薄く生きている30歳と、濃く濃く生きている30歳を比較してみて、これが果たして同じ30歳と言えるのでしょうか。
もう30歳というか、まだ30歳というか、という違いもありますね。
芦田愛菜ちゃんが、けた外れの深い発言をされるようで、ネットから”人生3周くらいしてそうだ”と言われているのを見たことがあります。
こんな18歳と、何も考えずにへらへらして過ごしている18歳。
こんな風に考えたら、年齢は本当にただの数字。
肉体年齢というのもあるでしょうが、老けた考え方をしている人は見た目も思考と連動して老けて見えるでしょう。
大事なのは、何を学んで、人生に活かして、日々をどう過ごしているか?でしかないと思うわけです。
それが、本質ではないでしょうか。
*
以前の職場でも、こういうことがありました。
少し年上の同僚が、やたらと年齢を出してきては、「私はもう年だからそんなにたくさんスピーディーにこなせないわ~。若い者にやってもらおう。」などという発言をするのです。
私に言わせたら「一緒にしないでいただけます?」っていう話です。
実際の仕事量も、同じ仕事を私は彼女の10倍くらいしていたと思います(自慢じゃないけど…いや、自慢です笑)。
周りと比べる必要はないのですが、自分なりに精一杯やるというのが、自分の心に正直にまっとうに生きる事だと思います。
どうしても変えられない物もありますが、その環境下で自分なりに精一杯やる事。
そこにフォーカスしていたら、年齢なんてただの数字みたいなものを話に持ってくる必要すらないはずなのです。
マイナスのマインドセットで可能性をなくしていくことは
本質からどんどん遠ざかってしまう
とてももったいない事だと思うのです。
別の話で、お話ししていきましょう。
病院へ行って、難病と言われました。(これは私の実際の話です)
さて、あなたはそこからどういう思い込みが発生すると思いますか?
それは本当に大変な病気ではある事は確かでしょう。
病院で言われる難病の定義は「西洋医学で症状が治まる状態にもっていけないもの」でしかありません。
「解明できていない」や「エビデンスがない」とも言うでしょう。
しかし、病院以外で治す方法を考えたこともない場合、それを100%鵜呑みにする、思い込みが作り上げられ、
暗に「あなたの病気は治せません」と言われたこととイコールになります。
そう「もうあなたは治らないよ」というマインドセットを病院でされてくるのです。
あれ!?あれ!?あれ!?
病院って、治してもらうために行きませんでしたっけ???
治らないという烙印を押されに行ったのでしたっけ???
しかも、ご丁寧に治らないという証拠(エビデンス)まで突き付けて。
もちろん大変な病気であることは事実です。
どういう事で病気になるのか、という事に目を向けた生活をしていたら、難病とまで命名されるような病態になるまでに、なんらかのサインがあったり、そこにアプローチをしている事が本来のあるべき姿です。
今はそれをほとんどしてない人が多く、ちょっと頭痛があれば頭痛薬を飲み、風邪を引けば風邪薬を飲み、熱が出ても解熱鎮痛剤を飲んで会社に行く。
会社で「風邪大丈夫?」と聞かれても「薬飲んでるから大丈夫」と答える。
なんなら「生理痛でおなかが痛い」という同僚に「薬飲みな」と言って、自分が持っている薬を上げる、などなど。
TVを付ければCMで、やたらと爽やかに頭痛薬を飲む事があたかもお洒落かのように宣伝し、「あの女優さんも飲んでるから」、「周りの人も飲んで仕事しているのが普通だから」と、周りの皆が飲んでいることで安心感を得て、何の違和感も覚えずに薬を飲む。
それでは自分の身体の見直すポイント、体からのサイン、体の声を無視し続ける事になり
これが、本質から遠ざかっていくこととなります。
もちろん、何をやっても治せない事もあるでしょう。
しかし、治る可能性が本当にないのでしょうか?
病の正体を見ていこうという視点に立って考えたことがあるでしょうか。
そもそも”治る”の定義は?
症状だけ収まればいいという安直な考え、楽になれば治ったと勘違いしていないでしょうか。
そういう視点に立つことすらなく、「治らない」「薬を飲めば大丈夫」というマインドセットが邪魔をして、他の治療法や根本的によくなる他の行動の選択肢すら視界に入れない、という事にもなりかねないのです。
このマインドセットのお陰で、薬を飲む以外の事を考える、思考力までも奪われることは本当にもったいないと思います。
いかがでしたでしょうか?
思い込みは本当に、いい意味でも悪い意味でも、人を作り上げる大きなパーセンテージを占めていると思います。
まずは、その思い込みが何から作られたのか?
その思い込みのお陰で、自分の本質からズレていることは本当に多いと感じています。
また、もう一つ追記しておきたいのですが、
その思い込みが違う視点から見たら間違っていた場合でも、元々の思い込みが100%間違っていたとするのも違うと思います。全否定する必要はありません。その時はそう捉えてしまっても後で分かります。
もしかしたら、一旦それを全否定するくらいの衝撃を経験しなければいけないのかもしれませんが…。
結果的には、両方正解・両方不正解でもあり、良い面と悪い面が両方存在しているのです。
ここは少しトリッキーですね。また機会があれば改めて。
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また、私の場合は音楽雑誌のインタビュー記事や対談コーナーなどからもヒントを得ていることもありました。
売れないミュージシャンが多い中、有名になって成功している方たちは、何かが違うのです。
演奏技術が優れている、見た目が優れていたり美しいだけではなく、
思想的な哲学を持っていたり、オーラがすごく、良い習慣をもっていたりします。
では、その方たちが何をしているのか、どこから学んだのかを興味深く観察していると、その方たちもまた、お手本になる事を言ってくれる人と出会っていたりするのです。
こういう哲学を持つことは、良い意味でのマインドセットにつながると思います。
そして、そのマインドセットは、メンタルをも強くしてくれます。
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マインドセットシリーズは、いくらでも出てきそうですが、本日はこのくらいで。
本日もお読みいただきありがとうございました。
See you!