Hi! How have you been lately?
ごきげんよう、井草木の子です。
新緑の良い季節ですね！
気温も丁度良く、梅雨と猛暑を前に今の季節を楽しむため、本日は大きな木々が日傘代わりになる良いテラスを見つけたので、屋外でブログを書いています。
自然は、マインド（思考）に偏ってしまう私たちを、本来の状態に導いてくれますね！
本日はマインドセットシリーズのお話をしていきます。
いきなりですが、物事には色んな側面があります。
その一方向からだけみて物事を見て「それが絶対だ」と思い込んでしまうことに潜む危険、というお話です。
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一つの情報について実際にあった話です。
かつて「健康の為にコーヒーの飲み過ぎは良くない」という定説がありました。
だからコーヒーは１日１杯までが良いとされていたのです。
ちなみに、私は交通事故に遭う前から健康オタクな所があり、健康情報番組は自動録画し、ほとんど見ていました（笑）
今から１５年くらい前、こんな情報で上書きされたのです。
「コーヒーは一日５杯まで飲んで良いと証明されました！」という新情報が出てきたのです。
医学界激震！みたいな。今までの説と違うものを出してきたのですから、驚き！という意味でしょうね。
こういうのは全て医学界からのお墨付きというか、エビデンスあり！というやつですよ。
当時私はこれを聞いて、違う意味のゲシュタルト崩壊が起きました。
”この人たちが言っているエビデンスや証明って、嘘くさいぞ・・・”という事でした。
各スーパーには、放送前に「こういう情報を情報番組で取り上げる」という告知情報が流れ、
スーパーでは、早速コーヒー関連商品を大量に発注し、放送日に合わせて「情報番組〇〇でコーヒーが健康だと取り上げられました！１日５杯まで！」と宣伝を打って、特設コーナーを設けたりして大売出しをかける。
そして、翌日、スーパーではコーヒー売り場が大盛況・・・。
一体これ、なんなん？？
消費者は完全に情報に踊らされているではないですか・・・。
それまでの私は、TVなどで出される情報は、本当に健康になるための研究をして、トータルで見た判断した情報を出してくれていると思い込んでいました。
私はアトピー克服経験もあります。
過去の記事参照→病の本質と向き合う～アトピー罹患＆克服～① – 井草 木の子 Official (kinokospirit.com)
その時、避けなければいけない食材の一つに、コーヒーがありました。
コーヒーは刺激物だというのです。
確かに、それが悪さをしていることが私の身体では証明されているので、そんな単純に５杯までOKってなんなんだ！っていう事です。
カフェインの摂りすぎが問題だったとした場合、５杯飲んでもカフェイン量に問題はないという意味だとは思います。
では、しっかり”カフェイン量の観点で言えば１日５杯飲んでも問題はないが、刺激物ではあるので、体質によっては控えた方がいいです”とまで言ってほしいのです。
刺激物なのにそんなに飲んだらまたアトピー出るわ、というのが私の感想です。
私は身体で体感しているので、それがどういう事か自分で考えるようになっていきました。
すなわち、世に出てくる健康情報などを、一方向からの情報ではないか？という視点も入れるようになっていきました。
今までの逆の情報であったとしても、それの本質をもすぐに鵜呑みにしない。という事です。
それ自体も、偽情報であることも往々にしてあるからです。
このコーヒーの一件は、私の体質が合わなかっただけとも取れますが、私にこの症状が出ているという事は、割と同じように影響が出ているけれど気づいていないという人もいるでしょう。
アトピーが悪化する要因になり得るという事です。
私にはアトピーという形で出ていたのですが、何かしら体が反応するということは、皮膚に出ない場合は別の形で、体の他の部分に出てもおかしくないのです。
知らず知らずに身体に悪影響が出ているかもしれないのに、それを一日に５杯も飲むなんて、という事なんです。
新鮮な豆から淹れたコーヒーだったらまだマシかもしれませんが、先程の情報を聞いて、缶コーヒーや添加物だらけのインスタントコーヒーを飲む人もいるでしょう。
缶コーヒーには更に砂糖がたくさん入っています。
1缶で角砂糖６個分入っているブランドまであります。微糖のものでも、角砂糖１~2個。
※白砂糖の弊害についてはこちらの記事を→東洋医学を取り入れた歯科医院で学んだ白砂糖のこと
はい、ここで先程のマインドセット「コーヒーは１日５杯までOK」これだけが頭の中で独り歩きしたらどうでしょう。
コーヒーという刺激物を取って体に悪い影響が出ているかもしれない、しかも砂糖入りを飲んでいたら砂糖の弊害まで付加されて、どんどん健康が蝕まれていく。
たっぷり入っている１缶角砂糖６個のコーヒーを１日５本飲んだら・・・角砂糖３０個分相当ですよ。
そちらの側面に目を向けないという事になるのです。
当然、当人が体調があんまりよろしくないな、と思ったとしても、医者が良いって言っている、証明されている、エビデンスがある、ということで、コーヒーが疑わしいと思うきっかけをなくす可能性があります。
マインドセットにより本質からズレて行くポイントが世の中にはたくさんあります。
その一つがこのような情報にあります。
一つの情報を鵜呑みにしてしまうことは大変危険です。
色んな側面を見ることが、本当に大事だと思います。
その中でも、どれか一つに決めつけないで、色んな可能性があることを想像すると、
コーヒーは確かに頭がシャキッとして一日のいいスタートが切れたり、リフレッシュして午後からの仕事の活力が湧く、などの利点もあるけれど
実際刺激物で体に悪影響が出る人もいるなら、体にじわっと悪さをしている成分も入っているかもしれないから、控えめにしておこう
という風になるでしょう。
「じわっと」というのがミソ。
すぐ病気になるようなものは、さすがに売ってません(笑)
しかし、蓄積されていつしか影響が出るものというのは本当にたくさんあり、もう長年蓄積され過ぎていて、いつの何のどれか？特定すら出来ない状態になります。
月に一回とかなら影響はないかもしれませんが、このように習慣になるような毎日の事になると一回の行動×一日の回数×30日/月＝ものすごい量になってくるのです。
（この辺りの話は、潰瘍性大腸炎の食養生などをして克服していったお話しの中にどんどん入れていく予定です。）
情報は世の中に溢れています。
一見良かれと思われる情報だったり、不安を煽るものであったり、何度も何度もその情報に触れることで、サブリミナル効果のように、いつの間にか自分の中で気付かないうちにマインドセット、悪い意味では洗脳状態になっているものまで、多種多様です。
どちらにしてもその情報に踊らせるのではなく、信じるか信じないか、
自分のものとするのか、しないのかは自分の中にしかなく、
主体はあくまでも自分にあることが大切です。
これが私の言う、本質のズレであり、
目を向けるべきはマインドではなく心であるという事です。
このようにマインドセットは、どちらかというと悪い意味で使ってしまっていたことに気付き、頭を打たれた様な衝撃を獲得したなら、今度は良い意味のマインドセットを意図的に使えるという事に繋がるのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか？
このように、本質からズレて行ってしまう要素は世の中に溢れています。
何もTVだけではありません。生まれてから触れて来たもの全てです。
しかし、その両方を経験したときにはじめて、カメラのズーム機能が引きになったときのように、物事が広く見れるようになります。
あー！私は物事の一方向からしか見れてなかったんだな！と。
それに気付いて初めて人生が動き出す、といっても過言ではないと思います。
このような経験をたくさんした方が、人生は豊かになっていくと思いますよ。
本質のズレに気付いて、最高の未来を描いていきましょう！
そのお手伝いが出来れば嬉しいです。
それでは今回はこのへんで。
本日もお読みいただきありがとうございました。
See you!